活動レポート

[活動レポート]平成16年5月号

3月の質問より

新井よしなおが平成16年3月にした一般質問の内容と答弁の概略です。

I 教育行政について問う (1)東京都では都立高校に対して「教育コスト計算書」を作成させ、教育にかかるコストを都民に公表しているが、 町田市でも導入してはいかがか。

<答弁>コスト意識の向上、説明責任を果たすという意味合いから、今後研究をして参りたい。

(2)学校選択制度が導入され、各学校の特色を知るための公開日が町田は2回と聞いた。 足立区では「いつでも授業参観」という形をとっており、保護者にとっても一番の情報公開だと思うが、 町田市でも導入してみてはいかがか。

<答弁>いつでも授業参観できることは大切と受け止めている。 教育委として各学校に呼びかけたいと思っている。

(3)東京都知事本部のホームページに、いわゆる「親父の会」を学校や都、市区町村が発足、 ネットワーク作り、またさらに発展していくように支援すべきであるとしているが、町田市としての対応は。

<答弁>活動がさらに発展できるよう、場の提供などの支援についても情報交換をし、考えていきたい。

(4)学校も耐用年数があり、いずれは建て替える必要があるが、その際に地域の拠点としての機能を、 学校にもたせることを考えてみてはいかがか。

<答弁>公共公益期間を入れるという案は良くわかる。 治安の問題等も含め、慎重に庁をあげて検討してみたい。

(5)いわゆる「教育バウチャー制(※下記に説明を書きます。)」について、見解を問う。

<答弁>都はまだ検討に入っていないということだったが、市として研究をして参りたい。

II 鶴見川の源流を子供達の遊び場として開放できないか

(1)鶴見川の源流部分をコンクリートで固めるのではなく、自然な状態に改良し、子供達が自然にふれあい、自然を学ぶ場として開放できるようにできないか。

<答弁>北部丘陵のまちづくりを考えている中で、自然に楽しめる場所をつくっていきたい。

III 災害時における庁内緊急電話について問う

(1)災害時にもつながる庁内緊急電話は今現在、どのような体制になっているのか。 (2)災害時優先電話の区分けはどうなっているか。

<答弁>質問されるまで普通の電話と緊急電話の区分けがされていなかった。早速該当する電話機に「災害時優先電話」と表示し、関係者にも周知をしたところです。

 

●教育バウチャー制の説明

「教育バウチャー制度」は、まず教育の分払っている税金の分をクーポンにして、各家庭に配ります。 そして、保護者と子供はそのバウチャー=クーポンを使って自分の進みたい学校を自由に選択できるようにします。 私立学校にするか公立学校であればどこにするか、そういう選択を誰もが出来るようにするのです。 クーポンの集まった学校はそのクーポン分の補助金を受ける。

そうすることによって、私立も公立も含めて、どの家庭も支払っている税金分の教育を平等に受けることができ、 各学校が魅力のある学校づくりをするようになる、というものです。

現在このバウチャー制度は、アメリカのオハイオ州、ミネソタ州、フロリダ州、カリフォルニア州などをはじめ、 連邦政府、州政府レベルでも、バウチャーの制度化を目指す動きが強まりつつあり、大きな教育のうねりとなっています。 元々は教育成果の不振な公立学校の「経済的に恵まれない子供達」を、私立学校へ移動する支援システムでしたが、 今や障がい者教育の支援を含め、所得制限規定を設けず、貧困でない家庭の申請も可能となってきています。

21世紀の子供達の学びのあり方を、私はそこまで広げてもいいのではないかと思います。 埼玉県のように、私立学校で学ぶ子供達だけにバウチャー制度を交付するというのではなく、全ての学齢期の子供達に バウチャーを交付することです。ただ、その制度を実施するには、町田市単独でできる話ではないので、東京都や 他の自治体との連携も含め将来の方向性として、考えてみる必要があるのではと思い、今回質問を致しました。

 

【新井よしなお活動日記】

日ごろの調査活動以外の活動です。

4月上旬に台湾総統府政策顧問の金美齢さん主催のお花見に呼ばれました。 新宿御苑が一望できる部屋で、台湾料理を食べながら、“日本人よりも日本人らしい”と言われる金さんの 「日本を愛する心」論を聞いてきました。

ゴールデンウィークはほぼボランティア活動でした。 所属している社団法人町田青年会議所主催の「わんぱく相撲町田場所」の準備で大忙し。 5月9日の当日は、140人の子供たちが来てくれ、盛大な会となりました。 子供たちの笑顔が本当にうれしかったです。

5月19日深夜2時、玉川学園7丁目で出火報。消防団員として火災現場へ出動しました。鎮火していない現場は初めてでした。

最近は、町田の中で「青少年健全育成」で活動されているたくさんの方にお会いし、お話を伺っております。 「地域の大人で子供たちを育てる」環境を町田全土に広めようと、日々悩んでおります。 まだまだたくさんの方からご意見をお伺いしたいと思っています。ぜひご連絡ください。

5月22日はお世話になっている鈴木寛参議院議員の結婚式、次の日が同期の若林章喜市議の結婚式。 2日で約9万円の出費予定。寿貧乏街道まっしぐらです。

5月29日は隣のイベント情報にある拉致問題の集会。セッティングから撤収まで一日関わっています。 ぜひ足をお運びください。

来月は青年会議所の会員大会というのが6月6日に玉川学園で行われます。 その中で私は「タウンフォーラム」という事業に関わっています。 内容は、「すばらしい日本人と日本のために~市民の知恵で地域の自立へ~地域から変わる教育~」 パネリストにお世話になっている金美齢さん他、をお迎えします。こちらもぜひ足をお運びください。

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