議会報告

[議会報告]平成14年9月定例会 – 廃プラスチック中間処理施設について

平成14年 9月定例会(第3回)
町田市議会会議録第19号 9月11日(水曜日)

◆3番(新井克尚)
市民派クラブの新井克尚でございます。9月定例会13番目の一般質問を行います。
一般質問2日目ということで、間もなく折り返し地点でございます。聞くところによると、青森県のとある町議会では、今9月定例会、何と一般質問者ゼロということで非常に物議を醸しているそうです。町長も天気の話ぐらい出るんじゃないかということで苦笑いをされていたそうですが、議会が活性化しているこの町田で議員として活動できることを本当に幸せに感じております。
それでは、市民派クラブの一員として、通告に基づき一般質問を行います。
1、南地区廃プラスチック中間処理施設の入札について。
(1)入札に至るまでの経緯について。
(2)業者間の契約について。
(3)契約書について。
(4)会議の公開について。
2、南大谷子どもクラブの今後の方向性について。
(1)7月以降の経緯は。
(2)今後の方向性は。
以上、2項目でございますが、1に関しては皆様方に資料を配付させていただいております。本来であるならば、傍聴者の方にもぜひ見ていただきたいというものだったのですが、大変申しわけございませんが、説明を続けさせていただきたいと思います。
資料1のAをごらんください。これは都市環境常任委員会で8月23日に行われたものの議事録でございます。私が聞いた質問は、この廃プラスチック中間処理施設が南地区でスタートする、このことが公になったのは一体いつでしょうかという話でございます。それに対して、昨年、2001年の8月10日にこの計画は公になりましたというお話が返ってまいりました。
そのときに、業者から契約書が出されました。その落札した業者が倉庫を借りているんですけれども、これはその倉庫を借りた日付が載っているものでございます。資料1の裏面、Fと書いてあるものがその現物のコピーでございます。右上の日付の欄を見ていただくと、2001年7月23日に契約をしております。公になったのが8月10日であるにもかかわらず、なぜそれより前の7月23日に契約がなされているのか、都市環境常任委員会の中でも非常に疑問がわいてまいりました。しかも、使用目的のところには「プラスティックの選別・圧縮・梱包施設及び事務所として」と書いてあります。これは明らかにこの倉庫がその目的で使われることを知った上で借りているという確固たる証拠ではないでしょうか。
それに対し、その前の委員会、8月2日、そして7月8日にも行われましたが、8月2日、資料1のBになりますが、以前から、8月10日に発表する前からこの件に関してリサーチをしていたという実績はありますかと聞いたところ、「先ほどお話しさせていただいたとおり、こういう事業ですので」、これは初めて町田市が行うPFI的な事業でございます。「全く当てもなくできないという状況の中では、こちらもいろいろ情報収集をしているということでございます」。それに対して私は「それは自治体等ではなく、特定の業者に対してであるという認識でよろしいですか」と聞いたところ、「こういう事業というのは、事業者の方がかなり情報を持っていますので、事業者とはいろんな形では、そういった情報収集は日常的という言い方は変ですけれども、いろいろ情報収集はしているということでございます」、こういったお答えが返ってまいりました。これは公になる前に特定の業者がこの情報を知っていたということになっております。
その下のCも、そしてDも同じ内容、これはリサーチが本当にあったのかと。そして「具体的に提案をしてきた業者さんは、市川環境エンジニアリングさん、サンアールさん以外にはなかったんですか」という質問に対しては「今回の件では市川環境エンジニアリングさんでございました」という返答が返ってまいりました。
資料2の裏面、Iをごらんください。第2回町田市南地区プラスチック資源化業務委託事業者選定委員会審査結果について(報告)、これの2ページ目をコピーしております。この真ん中の段、9社会社が書いてあります。これが入札に参加をしてきた業者9社でございます。
1つページを戻りまして、資料2のHをごらんください。「出てきました9グループの中でリサーチをした業者さんを具体的に教えてください」という質問に対し、「この関係では、3番目の市川環境エンジニアリングになります」「その業者以外でリサーチはしたけれども、今回は出てこなかったというこでよろしいですか」という質問に対しては、「その辺のところでやりとりをしている中で、市川環境エンジニアリングさんの方がこういうやり方とか、いろんな提案的なというか、そういう話もあったということは事実でございます」と。これは、入札に参加をした9社の中で、具体的に提案をしてきたのが実際この市川環境エンジニアリング、サンアールであり、そしてその後、落札をした業者もここの会社であるということでございます。
その後、入札に残った業者が3つ、これは資料2の下、Iの下の方、提案書受付番号Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと書いてある業者3つでございます。それ以外の6社はこの段階で辞退をしております。それは一体なぜ辞退をしたのか。
資料3、Jをごらんください。「今後の話し合いでは、新たな候補地があるかどうか、南地区の方々に投げかけるにしましても、候補地が全くない中での話し合いは難しいという判断から、市の負担で候補地を確保するという考えでございました」。これは、再三この廃プラスチック中間処理施設は白紙撤回をした方がいいのではないか、市民の方ともっと話すべきではないかという話に対し、しかし、場所がほかにはないので、ここの場所は押さえたいといった内容の返答が返ってきたものでございます。
隣のKをごらんください。「こういう施設をつくる場所につきましては、例えば車の出入りとか、幾つか条件がございます。そういう中で、私どももほかの場所も検討させていただきましたけれども、なかなかそういう場所が見当たらないということが1点ございます」と書いてあります。このほかに見当たらない、いい条件の1カ所がほぼここの場所ではなかったのかと推測ができます
裏面のLをごらんください。「市側としても、以前幾つか候補予定地というか、ここの場所ならできるのではないかというようなところを探したというお話を以前の委員会でされていたと思うんですが、今出た3カ所以外」、これは業者が押さえていた3カ所です。「今出た3ヶ所以外に候補地というのはあったんでしょうか」という質問に対し「私どもも、その以前から場所がないかということでいろいろ探しました。246号線の向こう側なんかにも、そういう空き地があって探したんですが、車の出入りが非常に厳しいということで断念したというような経過が過去にはございます」と。「では、それ以外の場所は調査したけれども特に見つからなかったということでよろしいんでしょうか」という質問に対しては「おっしゃるとおりでございます」という返事です。ということは、ほぼこの3カ所がこの中間処理施設をつくる条件として残った3カ所であると。この3カ所以外ではほぼあり得ないのではないかというふうに推測ができます。
1ページ戻りまして、下のNをごらんください。町田市南地区プラスチック資源化業務委託公募要領の4ページです。(3)のイ「施設の設置予定地がわかる地図」、これは3社が出してきたものの中に含まれているものでございます。それ以外の6社はこの提案書を出してきておりません。なぜか。このイ、この地図が出せなかったからではないかと推測ができます。要は、場所がなければ、この提案、それ以降の入札には参加できないような条件が整っていたわけです。それ以外の分、アとウからクに関しては、場所が決まらなければ出てこないもの、もしくはスケジュールなんかはやる気があれば出せるものだと思いますから、この中で一番難しい場所が決まらなければ土俵にも上がれない、こういった条件が既に提示をされております。
そして、その後、裏面、資料3のO、下になります。「総合評価一般競争入札を採用する」と書いてあります。この時点で一番有利な条件を得たところが落札をしやすいとい言ったら語弊があるかもしれませんが、一番いい場所を押さえていた業者が一番落札に近いという条件がここで提示をされております。それは、この総合評価一般競争入札というのは価格だけで決めるのではなく、場所やその他の条件、環境などに対する配慮も含め、総合的な評価をして最終的に業者を決めるといった制度でございます。孫子の兵法にも、まず勝ちて後に戦うという言葉があります。事前にリサーチをしていた業者、提案をしてきた業者が一番有利だと思える場所をあらかじめ7月23日、公に発表される前に押さえ、そしてその後有利な条件を出してくれば、これは落札ができる条件が整ったのではないか。これが今まで都市環境常任委員会の中で話されたものでございます。
次のページ、資料4、Pのところに今話した内容が書いてあります。提案書が出てこなかった理由、これはやはり施設がなかったからではないかと。これに関しては「おっしゃるとおりでございます」という返事もいただいております。それ以外の部分に関しては頑張れば出せるものだと。
落札をした業者、それ以外のところ、1つは町田市資源協同組合、ここは6億5,173万5,000円の予定価格に対し8億円を超える金額で、この時点で入札条件から外れております。残る株式会社ギオン、そして市川環境エンジニアリング、サンアール株式会社、これが4億9,000万円のほぼ似たような金額ですが、わずか500万円差で市川環境エンジニアリングが下回っております。この時点で金額の面でも有利であり、そして場所でも有利であった市川環境エンジニアリングが最終的に落札をしたという経過がございます。
そこで、お伺いをいたします。
この入札までの過程、やはり市民の目から見れば、どう考えてもおかしい流れではないかというふうに考えますが、これに関しておかしいというふうには感じませんでしたか。
また、私が話した経過で間違い等があれば、その点についてお聞かせをください。
次に、(2)業者間の契約についてでございます。
資料4、Rをごらんください。黒木委員の質問に対し、123万9,000円という倉庫を借りているお金があると。それを2カ月間は業者が払いましたが、その後2カ月間は市が負担したいという話が出てまいりました。これは、6月の終わりに杉並病の判決結果が出る。それまでちょっと倉庫は押さえておきたい。ただ、2カ月間は業者が払っているけれども、その後2カ月は市が負担をしたい。その金額が123万9,000円であるということで、その金額は何ですかということに関して、「市川環境エンジニアリング、サンアールが天幸総建という会社から借りている1カ月の賃料がその額だということでお聞きしています」という返事が返ってまいりました。その下、Sのところに123万9,000円と具体的な数字も載っております。
しかし、ちょっと戻っていただいて、資料1の裏面、Fをごらんください。「賃借人甲」、ここに書いてあるのは三菱商事株式会社でございます。市川環境エンジニアリング、サンアールとはどこにも書いてありません。一体どこがこの123万9,000円という金額を言ってきたのか、その根拠が何なのか、いまだに示されておりません。123万9,000円という具体的なものが出てこなければ、証拠が出てこなければ、この予算は執行しないということで委員会でも確認をさせていただきましたが、それに間違いはございませんか。それがまず1点と、三菱商事株式会社と市川環境エンジニアリング、そしてサンアールの関係について、もう少し詳しく教えてください。
(3)契約書についてでありますが、123万9,000円の証拠となる契約書を出してくださいという委員会の中での要望に対し、資料として出てきたのは三菱商事と天幸総建の契約書のみでございます。もし市川と三菱、この間にも、これは民間同士、別会社ですから、それぞれの会社同士に恐らく契約書があるはずです。これが出てこなければ、恐らくその金額、123万9,000円の根拠も薄くなってくるのではないか。もしかしたら、天幸総建が三菱にはもっと安く貸していて、三菱が市川にそこから上乗せをして貸している可能性もあるわけですから、その辺をしっかりと明確にしていただきたいということで、この契約書について、もし出てくるようであれば、ぜひとも資料を要求したいということでお願いしたいと思います。
最後に、会議の公開についてであります。この業者を落札するまでに話し合われた会議、これは町田市南地区プラスチック資源化業務委託事業者選定委員会という委員会でございます。この委員会が一体何を話し合ったのか、議事録はありますかと質問したところ、結果報告書はありますという答えが返ってまいりました。しかし、一言一句何を話したという、どの委員が何を話したという返答は返ってまいりませんでした。入札を決める大事なこういった委員会、公開をしなくてもよろしいのでしょうか。その辺についてご見解をお聞かせください。
なお、廃プラスチック中間処理施設の計画に当たり、プラスチックを再資源化し、そして焼却量を減らし、二酸化炭素排出量を減らすために環境部の皆様方が大変なご努力をされていることは十分に承知をいたしております。また、この必要性についても承知をしておりますので、その点についてご答弁はご遠慮願えればと思います。以上で私の壇上での質問を終わります。

◎市長(寺田和雄)
それぞれ大変具体的な内容でありますから、担当者からお答え申し上げます。

◎環境部長(山崎喜代三)
それでは、私の方からお答えをさせていただきます。
まず、入札までの経緯について、資料でるるお話がございましたが、この議事録に書いてあることはそのとおりでございます。ただ、業者の関係で、3社以外の業者が辞退した理由というのは私どもとしてはちょっと理解はしておりません。それが1点でございます。
それから、業者間の契約でございますが、私どもが今回資料でお出しした契約書というのは三菱商事と天幸総建の契約書でございます。市川環境エンジニアリングとサンアールは、仮に落札すれば、2社で新会社をつくってやっていきたいというお話でございました。三菱商事の子会社がサンアールということで三菱商事が契約をしたということでございます。当時、12月25日だったと思いますけれども、当時の段階では場所が確保されていればいいということでございましたので、この写しを私どもは受け取ったということでございます。
それから、123万9,000円という数字でございますが、これは私どもがお聞きした数字でございまして、さきの委員会等でもご説明申し上げましたが、確かにその数字が適正価格かどうかについて、例えば業者間の請求書、領収書、それから近傍の地代、さらに不動産鑑定、こういうものもとりながらその適正価格を見定めていきたい、こういうことでございます。
会議の公開の関係でございますが、本来、学識経験の皆様ですとか、今回入っておりませんけれども、市民の皆様がお入りいただく会議については公開が原則だと思います。ただ、今回の場合は会社の業績、そういうものも一応議論の対象になったということで非公開にさせていただいた。それで、最後にお話がございました報告書でまとめさせていただいたということでございます。以上でございます。

◆3番(新井克尚)
環境問題、南地区廃プラスチック中間処理施設の方に移りますが、先ほど業者間の領収書や不動産鑑定などで金額をいろいろと調べたい、適正な価格を調べたいというようなお話でしたが、123万9,000円とはっきりとした額が出てきているわけで、それはやはり何らかの書面が確認できない限り、向こうの業者から言われているからといって、これは払うことはできないよというのは再三委員会でもお話をさせていただいたところでございます。この不動産鑑定や業者間の領収書以外にも絶対にはっきりと金額を明示しているものがあるはずにもかかわらず、民民の契約だからということで、何か非常にうやむやになっているのではないか。出てこないのは確かに仕方がないのかもしれないんですけれども、市が123万9,000円を支払うに当たって、この業者間の領収書、この業者間というのはどことどこの業者間を言うのか、非常に不明確なところもありますし、天幸総建と三菱商事、三菱商事と市川、そしてサンアールの金額が違えば、これはこれで非常に問題なことだと思います。
これは非常によろしくない考え方なのかもしれないんですけれども、予定価格の設定の時点で打ち合わせをしており、そういったところから金額を策定していくことによってこういうことももしかしたらできるかもしれません。もし不正を行おうと思っていたという前提でございますので、こういったことはないとは思いますけれども、そういったことができるようなPFI方式というのは、今後、幾ら計画が出てきても、こんなわかりづらいもの、情報が公開できないものであれば、かえってやらない方がいいんじゃないか、かえって不正がわかりにくくなるんじゃないか、チェックができないじゃないかという話が出てもおかしくないと思います。こういったところをしっかりとクリアにしていくようなシステムをつくっていかない限りは、民間の力を活用した事業というのは進めづらいのではないかというふうに考えます。この点についてご見解をお聞かせをいただければと思います。
そして、三菱商事が契約をしていたわけなんですけれども、契約は8月1日からになっております。落札が決まるまで4カ月間、約500万円を恐らく支払っていると予測されます。契約までは3月25日から市川が契約をしているわけですから、約8カ月間、1,000万円近くの額になります。ほかの2社に関しては、たしか委員会の中では土地を押さえて仮契約をしている。落札をした時点で借りるという念書はいただいておりますというようなお話でしたが、なぜかこのサンアールの親会社である三菱商事は4カ月も前にしっかりと一番いい場所を押さえております。しかも契約をしていて、落札が決まるまでに約500万円という金額を支払っているはずでございます。これについておかしいとは思いませんか。ご見解をお願いいたします。
会議の公開について、業績等がありまして、その件に関しては公開できないというお話でしたが、しかし、市の入札を決める大事な会議です。一体どういう経緯でこの業者に決まったのかが不透明であるならば、これは情報公開が非常に立ちおくれている行政だと言われても仕方がないのではないでしょうか。確かにそういった業者の業績等はいろいろと隠さなければならないところもあると思いますので、会議自体の公開は難しいかもしれません。しかし、何らかの対策はできるのではないかと考えます。
それについて、3点ご所見をお願いいたします。

◎環境部長(山崎喜代三) 
まず1点目でございますけれども、委員会でもお話し申し上げましたが、市川環境エンジニアリング等との基本協定を3月25日に締結しました。それで、5月25日までに市民の方たちのご理解、ご協力がいただけない場合には、解約も含めて協議みたいなことができる1項目が入っておりました。それで、たまたまいわゆる杉並病の国の公害等調停委員会の原因裁定が6月に出ると。実際には6月26日に出たわけですが、出るということで、そこまでちょっと引き延ばさせてもらった、こういう経過がございます。
そこで、その後、委員会等でのいろんなお話がございまして、7月25日をもって基本協定を白紙に戻すということになりまして、当然、その間の賃料相当額は支払わなきゃいけないということで、聞いた数字が123万云々という数字でございます。その金額が適正価格かどうかについては、先ほど申し上げましたような内容で数字を確認していきたいということでございます。
それから、数カ月前から借りていたこと、それが含まれているんじゃないかというご意見でございますが、いわゆる今回のプラスチックの中間処理施設の契約につきましては、7年間の総額で見積もりを出していただくということでございますから、私どもとしては、その辺は入っているかもしれないし、入っていないかもわかりませんが、7年間で幾らかかるかということで出していただいた金額でございますので、そういう意味でございます。
それから、3点目の情報公開でございますが、いろいろご意見もおありになると思いますけれども、今回についてはそういう形で報告書を出させていただいた、こういうことでございます。今後についてはまたいろいろ、同じようなことがあるかどうかわかりませんけれども、検討させていただきたいと思います。
以上でございます。

◆3番(新井克尚) 
ありがとうございます。
場所に関してなんですけれども、三菱がずっと押さえていたわけで、結局落札した業者がそこを使うという話になりました。その後、この処理施設に関していろいろ物議を醸して、それでも、いや、ほかに場所がないのでここ以外にないんですというようなお話でした。市長も全員協議会のときに、南地区には準工が鶴間にしかないというようなお話をされていました。
しかし、その反面、この資料4の前面、下のQというところに渋谷委員の質問があるんですけれども、小野路の第二剪定枝は――先ほどもお話がありましたね――用途変更をして準工にしているわけです。ある一方ではこういった形で剪定枝の施設をつくる。先ほど牧田助役が中間処理施設というようなお話をされていましたが、これは剪定枝だと思うんですけれども、剪定枝のところは用途変更をして準工にしている。しかし、鶴間にしか準工がない。ほかには全く場所がないんです。ですから、今の場所をとにかく押さえたい、こういったお話でございました。
結局、事前にリサーチをしていたところから始まり、この落札した業者が、提案もしてきた、入札に参加してきた9社のうち、この1社だったと。そして、場所にずっとこだわられたところからこの問題がどんどん浮かび上がってきたわけで、やはりこの計画の段階から非常にボタンのかけ違いが起きていたのではないかなというふうに判断ができるわけであります。
委員会でも言いましたけれども、事前のリサーチに関して、これはもっと慎重になるべきではなかったのかなというふうに考えております。公になったのが8月10日なのに、それ以前に落札をした業者が使う土地が既に押さえられていた。しかも、使用目的がプラスチックの圧縮、梱包及び事務所ですから、これはどう考えても市民の立場から考えればおかしいのではないかという疑問が生まれてもおしかくありません。
もし公にするのがもう少し早くて、事業者さんにPFI的なこういったものができるのかどうか問うというのを一般に公開をした上でこういった業者さんとお話をされるのであれば、これは全く問題がなかったと思います。しかし、出入りをされている業者さんにこういった形で聞いているからこういった問題が出てくるわけで、しかも、8月10日に発表してから10月に入札をしますという形で発表したわけですけれども、これが8月10日の発表ではなく、その前年ぐらいに、業者さん、これはPFI的な形でこういう処理施設をつくりたいので教えてください、そういった環境問題を扱っている会社さんはありませんかという形で進めていれば、これは全く問題がなかったのではないかというふうに思うわけなんですけれども、その辺に関して、事前のリサーチに関してどういうふうに考えられているか、教えてください。よろしくお願いします。

◎環境部長(山崎喜代三) 
この件に関しましては以前にも委員会等でご報告をさせていただいたかと思いますが、町田市が容器包装リサイクル法に基づきますモデル実験を全国で初めて行ったにもかかわらず、本格稼働がおくれているわけでございます。そういうことでございまして、環境事業に関心を持つ事業者というのは結構ございまして、情報提供、あるいはどうなっているのみたいな形で市の方にいろいろ話を持ち込んでくるケースがございます。
そういう中でいろんな選択肢があったんですが、たまたま民間で土地とか建物を出しまして、そこで事業をやる方法もあるよというような話もございました。そういう中で、議会でも当時、PFIという方式が議論になっていたという経過もございまして、そういう方法を取り入れたということでございます。
それで、実際に業者の選定を最初に委員会に報告したのが8月10日で、それから実際に公募要領とか決定基準を交付したのが10月12日でございます。それで、提案書の提出をいただいたのが12月25日ということで、2カ月を超える期間を設けながらそういう募集をしていったということでございまして、期間が短いかどうかというご議論もあろうかと思いますが、当時の考えとしては、このぐらいの期間があればいいだろうというふうに思っていたということでございます。
以上でございます。

◆3番(新井克尚) 
ぜひ今後は市民の立場に立って、これはおかしいのではないかという部分に関してはしっかりと見直していただきたいというふうに思います。
あともう1点、7年間でこの金額であればお願いしたいというようなお話でしたけれども、それを執行するには市民からの税金になるわけですよね。7年間、一体どういう形でその事業を行うのか、細かい、何々には幾らかかるといったものはなかったのでしょうか。やはりトータルで幾らという金額だけ出してくるということでは、どこに幾ら使われたか全くわからない部分もありますし、本当であればもっと安くできたはずなのに、場所を今回はいいところを押さえてしまったところが結局落札しましたから、この金額でしようがないのかもしれないんですけれども、市民の納めた税金を有効に使うということであれば、やはり削るところは削っていくべきであると思いますし、ここはおかしいのではないのと思える部分に関しては、業者に対してもやはり市は何らかのアプローチをするべきだと思います。ということであるならば、その7年間の期間、どういった形で運営をするかという詳細まで私は必要であると考えますが、その点についてお聞かせをいただけますでしょうか。

◎環境部長(山崎喜代三) 
プラスチックの今回の中間処理施設につきましては、市が持ってきたプラスチックを、いわゆる破袋機と申しまして、袋を破る機械で破ります。それを選別するわけです。それで、異物を取り除きます。取り除いたものを、1メートルのさいころ状、あるいは80センチのさいころ状、2種類ありますが、それに圧縮、梱包して、指定業者がとりに来たら渡す、こういう作業を1日何キロ、年間どのぐらいというような形で積算したものをもとに、それぞれの業者がこうやります、ああやりますという形で、人をこれだけかけますというような形でいわゆる数字を出してくる。それに対して審査会で審査をした。もちろん金額だけではございませんけれども、それも含めて審査をしたということですから、どういうやり方をするかについての基本的な手順等については事前に説明してあります。
以上でございます。

◆3番(新井克尚)
細かい手順等は恐らく説明はされると思うんですけれども、予算を執行するに当たり、その内訳、一体何に幾らかかるのか、倉庫を押さえる金額もそうでしょうし、人件費もそうだと思います。7年間丸々となってしまうと、これは非常にどんぶり勘定ではないかというふうにも思うわけですよ。一体何に幾ら使われているかわからない状態であれば、実は安かったけれども、業務としては本当にぎりぎりで、非常に適当な仕事をされたらもちろん困るでしょうし、一体どういった形で、人を何人使ってというのは審査基準にも入っておりましたが、そういった細かい金額の方まで見ていかなければならないと思うんですが、その点についての所見でございます。よろしくお願いします。

◎環境部長(山崎喜代三) 
当然入札する前には私どもは数字をつかみます。それで、7年間でどの程度の量を処理するかということはわかります。ですから、それで総額は出ます。それで契約をさせてもらいますが、当然7年間という長い時間がございますから、数量に変化が生じたとか、そういう場合には当然契約変更もしなきゃならない。そういうことも含めて契約をするということでございます。
以上でございます。

◆3番(新井克尚) 
ありがとうございます。
この123万9,000円に関してなんですけれども、はっきりしたものが出てこなければ、これは執行しないというお話でした。その点に関して間違いがないかということと、できれば天幸総建が三菱に対して一体幾らで貸しているのかが本当はわかればいいんですけれども、これはやはり出てこないものなのかという確認をさせてください。

◎環境部長(山崎喜代三) 
賃料につきましては私どもだけではできませんので、当然理事者の決裁が必要ですから、当然決裁がもらえるような内容でないと決裁はもらえません。そういう意味では、議会の皆様にもご納得いただけるような形でできなければ処理は難しいなというふうに思っています。
以上でございます。

◆3番(新井克尚) 
ありがとうございます。
全員協議会では、都市環境常任委員会のメンバーに関しては発言を控えるようにということを言われまして、こういった内容の話をすることができませんでしたし、また、委員長が議会の冒頭に行政報告があったという報告をしたいというのも手続上はなかなか難しいということで、今回、一般質問、4人の委員が同じ質問を通告させていただきまして、その中で私が質問をさせていただきました。
この内容を聞かれた皆様方におかれましては、なぜ委員会でやったことをまたここでやるのかと思われた方もいらっしゃるとは思いますが、恐らくこの疑問に関しては納得がいっていただけたのではないかというふうに思います。
最後になりますが、この廃プラスチック中間処理施設、私は必要な施設であると考えております。市民の皆様方におかれましては、市全体のことはもちろんのこと、地球環境を含め、大きな視野でプラスチックのリサイクル、そして二酸化炭素排出量削減のためにも、知恵を出し合い、そして前向きな議論をしていただきますようお願いを申し上げ、私の一般質問を終了とさせていただきます。ありがとうございました。

◆3番(新井克尚)
次に、2番、南大谷子どもクラブの今後の方向性についてお伺いいたします。
7月以降の経緯ですが、6月定例会において黒木議員がそれまでの経過を質問されていらっしゃいました。その後、教育委員会、そして生涯学習部の方が非常にご努力をされ、また新しい動きがあるというお話を伺いましたので、その後の経緯をお聞かせください。
そして、今後の方向性、一体どういう形で解決をしていこうと考えられているのか、お聞かせください。

◎教育長(山田雄三)
南大谷子どもクラブについてお答えをいたします。
まず、7月以降の経緯でございますが、その前に、南大谷子どもクラブにつきましては、オープンした当時から、屋内の騒音及び庭で遊ぶ子供の声がうるさいというふうなことで、上の階にお住まいの方からの苦情がございまして現在に至っております。庭での遊びについては、昨年3月から自粛をしております。
こうした状況もありまして、7月4日に学童保育クラブの保護者の方から、放課後の子供たちが安心して過ごせる環境の確保に向けた南大谷子どもクラブ移転についての要望書が提出をされました。お持ちになったということです。中身につきましては、学童保育クラブのお子さんは、保護者の方が働いているだとか、そういう理由でやむを得ず学童保育クラブに通所をさせているというふうなことで、学童が庭で遊べないということは健全な状況とは言えないというふうなことで、子供に我慢を強いることに限度があるので、学童保育クラブの移転を強く要望するというものでございました。
ご存じのとおり、南大谷子どもクラブは都営住宅の建てかえ時に東京都の負担で建設をされ、管理運営は市が行っていますが、東京都も建て主として、また大家としての責任からこの問題に真剣に取り組んでいただきたいというようなことで、7月24日に東京都、具体的には住宅局ですが、そこへ市の方から要請にまいりました。それを受けて、7月31日及び8月13日の両日、都の住宅局の方が市の方に来庁されまして、市だけでなくて、東京都からも上の階の方に引っ越しを含めた話し合いを行うよう市の方からは要請をしました。その際、もちろん、騒音の問題だとか、そういうことについても要請をいたしました。都の方では、建て方についてはほかの都営住宅と同様に建てているというふうなことでございました。
それを受けて、8月22日に東京都から参りまして、上の階の居住者の方とお会いをして話し合いを持ちました。今後も東京都と相談、協議、こういうふうなものは行っていくことになっております。
次に、今後の方針ですが、東京都にも解決に向けて努力をいただいているわけですが、学童保育クラブにつきましては、先ほどの要望書ももちろんあるということとあわせて、狭いということも正直言ってございます。そういうのもありまして、要望の南大谷小学校に移転することも場合によれば検討をしていきたいというふうに考えております。まだこれは確定ではございません。
それから、子どもクラブについては、都営住宅居住者で子供を抱えている保護者からは、子どもクラブがあるという理由で南大谷都営住宅を選択した方もいます。そして、子供たち、いわゆる利用している子供たちからは、ぜひそれを廃止をしないようにというふうな声もありますので、教育委員会としては存続を考えているというのが今の状況、あるいは今後の方向でございます。

◆3番(新井克尚)
それぞれご答弁ありがとうございました。
まず、南大谷子どもクラブの件に関してなんですけれども、保護者の方から要望書の提出があったということで、そういった方向性も考え検討するというお答えをいただきました。
上の方も、そして保護者の方も、求めていることは、子どもクラブ、そして学童保育クラブに通う子供たちが伸び伸びと暮らせる、もしくは上の方に関しては騒音のない環境をつくってほしいといったような内容でございました。
その中で学童保育クラブが今回は話として出まして、南大谷小学校の中に移転と。これは予算も伴うものであると思いますので、いろいろと慎重な話が出るとは思いますけれども、どちらの要望も、100%ではないとは思いますけれども、ある程度の形で進展があるということで、非常に保護者の方も安心をするのではないかと思います。
今後の方針なんですけれども、そういった経過について、ご両親の方はなかなか情報が伝わってこないというような声も聞いておりますので、そういった方に対して報告会をやるとか、そういった計画というのはあるのか、それについて1点お伺いしたいんですが、よろしいでしょうか。お願いいたします。

◎教育長(山田雄三)
7月4日に要望書をいただいて、その場でいろいろやりとりはしておりますが、その後の経過についてはご説明をしておりませんので、代表者の方にはご説明をさせていただきたいというふうに考えております。

◆3番(新井克尚) 
ありがとうございます。引き続き子供が伸び伸びと遊べる環境づくりをよろしくお願いいたします。

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