下小山田町に「忠生630号線」という総事業費約26億円の市道が計画されています。 この道路計画、当初は「町内会を通じて地元からの要望」という話で持ち上がり、今現在は買収も 進んでおりますがどうも納得がいかない。
その理由は、その要望を出した時の町内会の役員が今の建設部長であり、車がすれ違えない 細い道を通らないといけない状態で13mの道路用地を先に買収し始めたり、つながる多摩市側は9.5m道路なのに この道路はは13mだったり…。なぜ自然豊かなこの土地にこんなに広い道路を作らなければならないのか。
しかも地元からは「計画を見直して欲しい」という要望書まで提出されました。 さらに建設部長の親族の家が道路計画に半分かかっていて、その土地を全て買収、 税金から移転補償金も出しているのです。
この件について12月議会で追及し、地元の皆さんが出した要望通り 「自然環境にマッチした形でこの道路計画の見直し」すべきと主張しました。
結果「地域の協力がなければ当然出来ないことなので、地域の皆さんとしっかり話し合っていい道路にしたい」という 答弁を得ることが出来ました。 地域の皆さんの思いを行政に伝えることができたことがなによりうれしい質問となりました。
以前、議会に対する根回しについての質問をし、その時に市長からは「根回しはしない」 という言葉はいただけませんでした。 その際の答弁が「混乱を避けるためにご意見をお伺いすることはある」でした。
今回、「市民から出された請願を所管部長が“反対して欲しい”と議員に対して要請したことは すでに“ご意見をお伺いする”ではない。許される行為なのか」と質問したところ、 助役から全くもって見当違いな答弁が返ってまいりました。以下、助役の答弁です。
「行政事務の執行に当たっては必ずしも本意でない場合であっても綱紀の定めるところにより決定し なければならない場面も多々ある。 市民の意に沿わない形での行政事務が執行されたときには、市民は議会に対して請願と言う形で要望する。 この場面において行政事務を執行したものとしてその執行に当たっての法律・規則などの根拠 またその行政事務を執行しなかった場合にはどうなるのか等々、また請願が採択された場合 既に行われた行政行為が取消や撤回したり変更したりできるのか。 などは、担当者としては当然関係する議員に説明する必要があると考えております」
私は「反対して欲しいと言ってまわったことは許される行為なのか!」と質問したのですが、 見ていただいてわかる通り全く答えになっていません。 「質問に対してきちんと答えなさい!!」と言うと「再質問でどうぞやってください」と。
建設部長は「ご説明していく中で、請願を不採択にしてくれと言ったかもしれません」と苦しいながらも認めましたが、 助役は出てくる度に答えになっていないことをいうばかり。 本当に頭にきました。 このやりとりはぜひ市議会の録画中継でご覧ください。
平成16年第4回定例会の12月9日(木)一般質問 順序25 新井克尚 です。
→http://www.gikai-machida.jp/live/f_live.html
病院の検査結果がでました。 十二指腸潰瘍痕が1つと十二指腸潰瘍が2つでした。 薬を飲んで治ってきたようなので入院をせずにすみましたが、休める時にはしっかり休んだほうがいいですね…。
年末年始は忙しい時期ですので、皆さんも体調には十分ご注意下さい。 本年一年間、本当にたくさんの方に支えられ、活動をすることができました。 本当はもっとご挨拶に行きたい方がたくさんいたんですが、活動しているとどうもいけずじまいになってしまいます。
本当に申し訳ありません。
そんな私を温かく見守ってくださった皆様に感謝を申し上げると共に、来年も皆さんのご期待を結果で お返しすることをお約束し、ご挨拶にかえさせて頂きます。
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