活動レポート

[活動レポート]平成17年2月号

●市役所は身内に甘い!?

先日、友人が議員をしている市川市に勉強に行ってきました。

昨年の6月に 「学校を建替える時に公民館など市民が使えるスペースを一緒に造り、学校を単位としたまちづくりを考えては?」 という質問をしましたが「検討する」で終わっております。

市川市では中学校建替えのときに、ケアハウスやデイサービスセンター、保育施設、市民ホールを一緒にした 「市川七中行徳ふれあい施設」を造りました。

まさしく私が一般質問で提案したことを進めていたので“これは!”と思い、勉強して参りました。 地域の大人が学校にいる、地域の様々なことが学校にいて見ることができる、体験することができるというのは 子供にとっても素晴らしい環境だと思います。 町田市でも検討ではなく、今後の方向性として決めるべきだと思います。 市長の検討結果を今後聞いていこうと思います。

またその時に「公の施設の管理委託」についてもきいて参りました。 「公の施設」の管理が今まで市の出資法人などの団体に限定されていたのが、地方自治法の改正で 「指定管理者制度」が導入され平成15年9月から民間企業も参入できるようになりました。

市川市では、民間の法人も含め公募を行い管理運営をする団体を決めていました。 町田ではどうなっているか、皆さんご存知でしょうか?

●昨年3月に提案された条例では公募を行っていません。

サン町田旭体育館の管理運営をする団体を決める条例が昨年の3月に出されました。 公募もせずに今までと同じ「施設管理公社に今後2年間、委託する」といきなり書かれていて驚きました。

質疑で
「公募を前提にしていないじゃないか。公募をすると広報する前に管理運営先を市が指定するのはなぜか!」
と聞くと
「まだ指定管理者制度は始まったばかりなので、様子を見ている間に体育施設全般を見直したい」
と答弁が。

しかしその時点で長野市では民間業者が管理運営を行っていますし、公募に関しては 市川市も含め多くの自治体がやっています。

なぜ町田市ではできないのでしょうか?

また施設管理公社を選んだ理由で「実績があるので」という答弁もありましたが、 今までは法律で市の出資法人しかできなかったわけですから、公募になって民間業者が 入れるようになっても、「実績があるので」を理由にすれば、絶対に施設管理公社が選ばれることになります。
これはどう考えてもおかしい!この条例案、私は反対を致しましたが、結果は賛成多数で可決されました。

施設管理公社やまちづくり公社など市の出資法人は「行政事務に精通しているので」 という理由で職員のOBや関係者が結構働いています。 そこに市の仕事を任せると「委託」という形になり、税金から事業費が公社に入り、 そこで働く人の人件費も出すことになります。

まさかとは思いますが、「関係者の雇用を確保するため」なんてことはないように 今後もしっかりとチェックする必要がありますね。

 

【新井よしなお活動日記】

1月22日に行われました新春の集い、ノルマであった21人を大幅に超え、43人の方にお越しを頂きました。 市外から応援団の先輩がかけつけてくださったり、お知り合いの方をたくさん連れてきてくださった方も。 本当に感謝をしております。ありがとうございました。

案内の書いたチラシですが、地域によっては22日以降に入ったところもあります。 「今頃言われても…」というご連絡を頂ました。 配布のお手伝いをしてくださる方も増えてきておりますが今回は間に合いませんでした。 本当に申し訳ありませんでした。

所属する(社)町田青年会議所で理事になりました。 元気のシルシ委員会という、青少年健全育成や環境問題が担当の委員長です。 5月に行われる”わんぱく相撲”や7月の境川クリーンアップ作戦、ゴミフェスタ、JC杯少年サッカー大会を担当いたします。 年会費10万円納めてボランティアをする団体ですので、理事とはいっても報酬をもらえるわけではありません。 よりよいまちづくりのために、1年間一生懸命活動をしてまいります。

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