活動レポート

[活動レポート]平成17年7月号

●真木茂、50,134票を獲得し、トップ当選!

7月3日(日)に行われた東京都議会議員選挙にて、私がともに活動している 民主党の真木茂がトップ当選を果たしました! 投票率は町田市選挙区で47.28%と、都の平均を上回りました。

この選挙戦、私は真木茂の応援に入り「握手をしてまわっても実績は伝わらない! 各議員の実績を知ってください! そしてこの4年間の仕事、実績で議員を選んでください!」と、訴え続けてまいりました。 握手をしてまわる議員のほうが得票が多ければ、議員は議会で発言するよりも地元で 握手をしてまわるようになります。 絶対に、そういう結果にはしたくありませんでした。 この選挙結果は、その思いが伝わったのではないかと思います。

 

●助役は議会でこういう答弁をしています。~権利の放棄について~

外郭団体に派遣した職員に支払った給与が「公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律」等に 違反するという理由で、市は損害賠償又は不当利得返還請求をせよ、という住民訴訟が行われています。

しかし、市はこの派遣は適法だったと言い、疑いを晴らすために市が返してもらえるはずの支給した給与分、 約1億6000万円の権利を放棄するという議案が提出され、疑問を感じたので質疑をしましたが、助役・担当部長とも、 全くかみ合わない答えしか返ってきませんでした。そのやりとりの要旨は以下の通りです。

新井:
適法なので裁判で勝つのではなく、疑いを晴らすために権利を放棄する理由は何ですか?

担当部長:
今係争中ということですので早期に疑いを解消したいということで一つの方法として権利の放棄があるということです。

新井:
裁判に勝ってからでも権利の放棄はできるのに、早期に解決しなければならない理由をお聞かせください。 また放棄をすることで市民にどれだけのメリットがあるのかお聞かせください。

牧田助役:
先ほどお答えしている通り、この町田市の案件については、市の公の施設を外額団体、公社として作ってきた。 質問の意に沿わないかもしれないけれども、それをしっかりと管理をし 進める上で必要な委託料、 職員人件費などもご説明して理解を頂いてきた。今までこれ以上の争いみたいなものをやらないほうがいいと思っています。 (新井:答えになっていない!)先ほどお答えしている通りです。市の公の施設を管理をするために作った公社ですよ、 それを議会でも議決を頂いてきておりましたよ。必要な経費は毎回予算を上程して理解を頂いてきた。 そういう経緯をぜひご理解いただいて・・・、ということです。

部長:
今まで公社という形式をとってきて、市民サービスには寄与してきたと思っております。

新井:
答えになっていない。市民に対して、放棄をすることでどんなメリットがあると聞いた。 再度聞きますが放棄することで市民にどれだけのメリットがあるのかはっきりと示して頂きたい。 早期に解消したい理由が「今まで説明した通り、で経緯の説明があって、そういうことでございます、ご理解頂きたい」…、 結局お願いじゃないですか。なぜ早期に解消しなければならないのかという明確なお答えは頂いていない。お答えください。

助役:
何回も同じことをお答えするわけですが、(新井:ちゃんと質問に答えてください!)それはそっちの要望ですから、 私どもは市の施設として必要なものを総合的にその公社に対する運営費も議会で議決をしていただいてきている。 そういう中で、争うことが利益になるのかと先ほど私はお答えしているわけです。以上です。

部長:
(市民に対するメリットについては)先ほどお答えした通りでございます。

(再質問の回数制限で、これ以上聞くことができませんでした。)

こんな誠意のないやりとりが議会では行われています。 それでもこの議案に反対したのは、議長を除く議員35人中たったの11人。 (新井,石井,大西,黒木,友井,古宮,共産党5名:敬称略) 私と違った立場の意見も様々あるとは思いますが、こういった事実があったことを皆さんに知って頂くことで、 それぞれの議員の活動をチェックする際に活用して頂ければ幸いです。

また、本ホームページ内、議会報告のページにも議事録の掲載がございます。→「6月議会 権利の放棄」

 

【新井よしなお活動日記】

所属する消防団1分団5部が、市のポンプ車操法大会で優勝しました。1分団としては27年ぶり、5部としては創設以来初の快挙です。私は選手ではありませんでしたが・・・。

今「あまり深く首を突っ込むな」といわれている案件があります。 この件についての調査がいつの段階で終わり、いつ公にできるかはまだ何とも言えませんが、中傷ビラをまかれたり 暴力を振るわれたりなどの嫌がらせを懸念して下さっている方がいるので、私に何かあったときはきっとこの件だな、ということだけ 皆さんに知っていただきたいと思い、あえてこちらに書きました。

“尊敬する人”に明治維新の志士の名前を挙げる議員は多いですが、命を賭してまで行動する議員は極めて少ないと思います。 特定の案件を避けて通り、市民の声を聞かずに市長部局と調整し、妥協している人が志士の名を挙げていると、本当に残念でなりません。

「実現できなかったら意味がない、これが政治というものだ」

という言葉は要するに、長いものにまかれても仕方がないということではないでしょうか。

私はこれからも、長いものにまかれるつもりはありません。 嫌がらせを受けようが追及の対象となる人たちに嫌われようが、自らの信念を貫き通してまいります。

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