市民団体から12月議会に提出された廃プラスチック中間処理施設の凍結・白紙撤回を求める請願が1名を除く全ての議員が賛成をし、5件全てが採択されました。それを受け、その日に行われた記者会見で「この施設は凍結する」と市長が明言しました。現市長の任期が今年3月8日までであり、2月の町田市長選挙で変わる可能性もありますが、この判断は非常に重い意味を持つと思います。
住んでいる人の意思を無視して進める街づくりではなく、住民と行政が互いに共同して街づくりをするためにも、請願が出される前にもっと市が積極的に市民と話し合いをするべきであったと思います。
私自身、この問題に関しては議会でも多くの発言・主張をしてまいりました。安全面で住民が納得するデータを示していない、議会にかける前に公募をし、業者が土地を買い施設を建設してから議会に上程するやり方のおかしさなど、12月議会の場でも質問をしてまいりました。
これからの課題は、市と住民との関係。今の街づくり条例では不十分だということがよくわかりましたので、本当に市民の立場に立った条例になるよう、活動をしていきたいと思います。
先日、「子供を持つ親として教育に対してどのような考えをお持ちかを知りたい」というお話をいただきました。議会でも取り上げ、また個人の活動としても様々なことをしてきましたが、皆さんにお伝えする機会が少なかったのでこちらでお伝えしたいと思います。
個人的に思うことは、町田市は「学びの場」を作ることは非常に熱心であると思います。小学生では地域の大人を巻き込んでビオトープを作ったり農作業を体験させたり地域のお祭りを学校でやったり。中学校では、昨年秋に行われた職場体験が本当に素晴らしい事業でした。経済社会の中で経験を積んでいない方が作った教科書、公務員である先生が、どこまで経済社会の楽しさ・厳しさを伝えられるかと考えると地域の大人を巻き込んで実際に体験をさせる機会を作ったことは、正しい選択だと思います。
では学力についてはどうなのか。ここはまだまだ改善する必要があります。しかし、それをするためには保護者も含め、学校全体で行動しなければはっきりとした成果を望めないものであるとも考えています。
具体的には「早寝・早起き・朝ご飯」の徹底、TVやゲームの時間を1時間以内にするなど、生活環境の面で学校と保護者が取り組むこと。「話題についていけない」ことがいじめにもつながるご時勢で全ての家庭がTVやゲームを制限しなければ成果は望めません。学校側も「TVなどを1時間以上見ている子供の学力は保証しない」と強気な姿勢を打ち出してもいいと思います。
こういった生活環境・学びの環境を改善する事で子供の集中力が増し、成績が上がるということは、尾道市の土堂小学校の実践でも明らかになっています。
学びの環境と同じく大事なのが、教員のレベルです。町田では、新聞に取り上げられるくらい情熱をもった教育をされている方もいれば、宿題を出すと採点が大変だと言う教員がいるのも事実です。教職員は公務員ですから、指導力が無いからといって解雇する事はできません。ここが非常に難しいところではありますが、いい教員は更に伸ばし、ダメな教員は再教育しなおす明確なシステムが必要です。
そのためにも授業参観の時しかやらない授業を見せるのではなく、もっと普段の授業を「情報公開」し、子供や保護者から評価を受け、校長が指導する体制を更に徹底するべきであると考えます。今までの議会でも質問をしてまいりましたが、私が求める状態にはまだ程遠い状況です。これからも引き続き無限の可能性を秘めた子供たちの未来のために、私ができることをしてまいりたいと思います。
議員の昼食代が税金からでている件、過去のレポートで経過の報告をしてまいりました。表題にある通り、今回は特に変えることなく、引き続き皆さんの納められている税金から出ることになりました。
9月議会に提出された条例の改正案は、12月議会中の企画総務常任委員会で再度審議され、委員長を除く委員の過半数にあたる5名の議員から「もう少し時間をかけて決めるべき」「他の議員もかかわる話だから、企画総務委員会のメンバーだけで決める話ではない」などの理由により再び先送り(継続審議)要望が出され、結果廃案が決定を致しました。
普段仕事をしていて昼食を取る際には当然実費で出しているのに、視察に出かけたときはなぜ税金から負担されるんでしょうか。確かに民間企業で出張の際に出ているところもあるようですが、議員の場合は皆さんの税金です。今回、残念ながら廃案になってしまいましたが、今後も引き続きこの問題に取り組んでまいりたいと思います。
今現在、15名以上のボランティアの方に配布を手伝っていただいております。ですがまだまだ人手が足りていないため、お届けできる地域が限定されております。活動レポートが入っている地域でも募集を致しております。一人でも多くの方に読んで頂くためにも、ご協力のほどよろしくお願い致します。
本ホームページ上の、新井よしなお活動レポートにて、「天然ガス車の補給所」に 関して 2005年12月16日から、本年1月5日まで、事実誤認による掲載をしました。 低公害車の普及に尽力されております東京ガス(株)並びに (株)渋谷石油の 関係者にご迷惑をおかけしましたことを喪心よりお詫び申し上げます。 今後、このようなことのないように精進・努力してまいります。 町田市議会議員 新井よしなお |
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