議会報告

[議会報告]平成18年6月定例会 – 青色街路灯、学校への防犯カメラ設置について

[ 平成18年 6月定例会(第2回)-06月14日-06号 ]

第57号議案についての質疑
1、街路灯維持管理費
2番、3番の学校施設整備費について(2番が小学校、3番が中学校)

◆12番(新井克尚) 通告に基づき、第57号議案についての質疑を行います。
1、街路灯維持管理費、(1)街路灯調査委託料、この件なんですが、いきなり青色街路灯と書いてあって、これは一体何のことだろうという方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんので、補足をさせていただきつつ質疑をさせていただきたいと思います。
この青色街路灯は、イギリスのグラスゴー市というところで、もとは景観を、景色をよくしようということでオレンジ色の街路灯を青色に変えたところ、青色というのは精神状態を鎮静化させるような効果があるということで犯罪が減ったということで思わぬ効果があって、それを日本でもいろいろ研究をして、広島や奈良、沖縄の方で導入をされ、実際その犯罪多発地域の犯罪が減っているということがあるということで、町田市内にも検討している町内会・自治会があるということを伺いましたので、①青色街路灯の設置も視野に入れた調査かどうか、お聞かせください。
そして2番、3番の学校施設整備費についてですが、これは2番が小学校、そして3番が中学校ということで一括してお伺いをいたします。
(1)学校施設整備工事費、①防犯カメラ設置に向け、映像の管理者、利用目的、保存期間等、運用規程はどうなっているか、②映像を見ることができるのはだれなのか、お聞かせください。よろしくお願いいたします。

◎建設部長(鷲北秀樹) それでは、1項目めの街路灯維持管理費、街路灯調査委託料につきましてお答え申し上げます。
今回の調査委託の目的につきましては、年々増加する維持管理費用の抑制手法の検討や省エネ型街路灯の調査研究でございます。
調査研究項目といたしましては、街路灯の維持管理の現状分析と課題の抽出、それから高照度、低消費灯具の研究、それから道路照明のあり方の研究、街路灯全般についての調査研究を予定しております。
街路灯の灯部の種類については今回の調査研究事項でございますが、ご質疑の青色街路灯につきましては委託の対象とはしてございません。
以上でございます。

◎学校教育部長(安藤源照) 学校施設整備費、防犯カメラ関係についてお答えをいたします。
防犯カメラシステムは、主として学校への侵入の予防を目的として設置をするものであります。現在、防犯カメラの設置及び運用に関する規則について検討をしているところでありますが、この中では次のような事項について定める予定であります。防犯カメラの設置の基準でありますけれども、こういったもの、それからこの管理の責任者ですが、校長を当てるというふうなことで考えております。また、映像データの保管につきましては1週間ということで考えております。それから、映像データ及び情報提供の制限についてもこの中で盛り込んでいく予定であります。
最後に、映像を見ることができるのはだれなのかということでありますが、これについては、職員など許可された者が見ることができるということで考えているところであります。

◆12番(新井克尚) 1番については含まれていないということで了解をいたしました。
2番について、防犯カメラなんですが、映像を見ることができるのが許可を得た職員ということなんですが、これは映像の管理者、校長が許可をした人ということになるとは思うんですが、そうすると、学校内の職員さんだけが見るということを想定をされているのか。例えば将来的にはオンラインでどこかにつながって、教育委員会の方でも見られるとか家庭でも見られるとか、そういうことも考えているのかどうかということを想定されていればお聞かせいただきたいというふうに思います。
そして、運用規程の方なんですけれども、できればもう少し詳しくわかればいいなというふうに思うんですが、例えば映像を見せてほしいという話が来た場合にどう対応するかとか、削除してほしいという話が来た場合、どう対応するかとか、いろんなことが想定できると思うんですが、そこまで運用規程というか、そういったものに入っているかどうか、どこまで想定されているのかというのをお聞かせをいただければと思います。

◎学校教育部長(安藤源照) 学校以外の場所で見ることについては今回のシステムの中では考えておりませんが、見ようと思えばもちろんシステム的には可能でありますが、考えていないということであります。
それから、例えば個人情報の自分のものについての閲覧であるとか削除であるとかということについては、これはこの規定の中では入れません。個人情報保護条例の規定を援用するということになりますので入れていないということであります。

↑ TOP