議会報告

[議会報告]平成25年9月定例会 – 町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について

[平成25年 9月定例会(第3回)-10月08日-08号]

町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について

◆14番(新井克尚) 認定第1号 平成24年度(2012年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論いたします。
平成24年度決算につきましては、新公会計制度の導入に伴い、発生主義会計と複式簿記の手法を取り入れました。本年度の決算認定は、昨年度までの単式簿記による官庁会計による情報に、ストック情報やフルコスト情報を追加したことにより、より事業の効果や成果が見えやすくなっております。来年度以降、これらの情報を積み重ねることにより、経年比較や他の自治体でも同様の会計制度の導入の動きがあり、将来は他自治体との比較なども容易になると思われます。確かに事業別財務諸表の内容については、まだまだ改善していくことが求められますが、他市に先行して本制度を導入した成果は大いに評価できるものであります。
また、本決算においては、市役所庁舎の開庁で分散していた庁舎を集中することによる市役所を訪れる市民への利便性の向上、防災拠点としての機能充実、全体としての管理経費や事務経費の節減効果を生み出しました。建設費においても、継続費精算報告によると、総事業費は予算を約18億円下回る結果となっております。和光大学ポプリホール鶴川のオープン、野津田公園や小野路公園の整備によるスポーツ祭東京への準備、さらに忠生地区子どもセンターの着手、忠生市民センター建てかえに向けた実施設計、民間保育所や認定こども園の整備、小中学校のトイレ改修など、市民生活の質の向上に向けた投資が行われました。
これらのことは、町田市が将来にわたって選び続けられるための予算が執行されており、町田市の未来をつくる礎を着実に築いていると考えます。改善すべき課題もあるとは思いますが、総合的に見て認定すべきものと考え、認定第1号 平成24年度(2012年度)一般会計・特別会計歳入歳出決算認定については、認定に賛成の立場から討論といたします。

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